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K.T.C.C

映画とか洋ゲーの冒険記です。大体端書。

 イーロン・マスクの野望 感想

竹内一正『未来を変える天才経営者 イーロン・マスクの野望』(朝日出版社、2013)を大学のアマゾン500円割引コード使って買いました。帯に「今世紀No1発明家」とか「ジョブス越えの男」とかちょっとアレな感じの文字踊っていますが、結構著者の方は日本のメディアにご不満な様で、イーロン・マスクべた褒めするついでにマスコミdsiってたり内容は面白かったです。いくつか面白かった点を記してみます。

イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者

イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者


1.内容は結構平易に見えて部分的にちょっと詳しい

アトラスVは三種類のロケットエンジンを使用している。1段目はNPOエネゴマシュというロシア企業が製造し、プラット&ホイットニー社との合弁会社RDアムロス社を通じて調達。推進剤はケロシンと液体酸素だ。次に、補助ロケットはアメリカのエアロジェット社が製造し、燃料は液体燃料ではなく…(149~150頁)

NPOエネゴマシュという名詞を紙媒体で見たのは初めてである。無論、ネットで検索すればいくらでも出てくることだが何故か日本の宇宙開発系の本だと出てこない。 とは言うものの、この本の参考文献リストを見てみるとかなりがネットからとなっている。結構まとめサイト的な本、と言えるのかもしれない。


2.とにかく飽きないし直ぐに読み終わる

本書はテスラ→スペースX→テスラ→スペースX→テスラ…といった感じのイーロン・マスクサクセスストーリー構成となっている。どちらもネタには全く困らない忙しさを文体からも嗅ぐことができるので全く飽きない。


3.イーロン・マスクがとにかくスゴイということがよくわかる

12歳でソフトウェア販売、高2で徴兵が時間の無駄にしか考えられないからカナダに脱出、農場で労働、スタンフォードを2日でやめる、起業しまくりで女優と付き合う…とにかく著者がイーロン・マスクをべた褒めしているので凄さは伝わってくる。何しろ第1章のタイトルは「降臨」である。筆者がイーロン・マスクを聖人並に捉えているところがまた面白い。だが、ちょいちょいイーロンに聞いたらこう答えたんだ、的記述があるが、著者はイーロンに直接取材をしたのだろうか。本文に明記されてなかったので少し疑問に思った。

著者の「シリコンバレーじゃこうなんだぜ!」感が少しあるがそこまで高くないトーンで記述されているのでサクサク読めます。


イーロン・マスクに関してはそこそこ出たがりなこともあり、ネットでかなりの記事を目にすることがありますがこレからどんどん増えそうです。
特に宇宙開発関係メインの本はもっと出そうですね。啓蒙書で宇宙開発絡みってあんまり無いですからね。

いやーイーロン・マスクに会ってみたいです。2030年に彼は60歳くらいなので余裕で宇宙行ってそう。
なんだかんだ言って、客としてでなく自分の力で宇宙に行きたいんじゃないでしょうか。