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K.T.C.C

映画とか洋ゲーの冒険記です。大体端書。

落ち込むというかママが怖い映画『レクイエム・フォー・ドリーム』 感想(ネタバレ無し)

 

新年なのでブログを更新してみようと思います。映画『レクイエム・フォー・ドリーム』の感想です。はい。

 


Requiem For A Dream Full Song HD - YouTube

  

85点

 

音楽だけはだいぶ昔から知っていた作品。ツタヤDVDを観賞。サークル部室にて後輩と見る

 

冒頭から明らかに不穏な雰囲気が流れており、すぐにその異常性を感じ取ることが出来た。だから特段に不意を突かれるような事も無かった。冷蔵庫がいきなり暴れだすのは流石にビビッたが。

 

それ以外にも特にホラー的表現もなく、ゴアも比較的許容範囲内なので大丈夫。視覚的なキツさはそこまででもない。(実際キツかったとしても、特典メイキングみると色々感心してキツさがマイルドになる、のでメイキングは見たほうが良い)

 

だがしかし、人が発狂していく様は実に恐ろしく、ママの演技のヤバさはマジでヤバイとしか言いようのないヤバさがあった。ママに関しては特典映像がよく出来ているのでこれを見ることで、よりこの作品が面白く感じられると思う。

 

圧巻なラストの高速カットも含め、非常に技法の凝った映像は見ていて実に興味深かった。

 

先が余り予測できないので、常に新鮮な気持ちで映像に向き合うことができる。夢か現か、の白昼夢のような世界観も非常によい。いわば「デ・キリコ」的静的空間が広がる昼間に対して、後半夜はどん底に落ちていくレクイエム感の対比が非常に強烈に思い出される。今後まず忘れることのないだろう映画となった。

 

対象はともかく、何かしらの中毒になることのヤバさが如実に分かる傑作だと思う。昨日見たサウスパークの最新話でサタンが言っていた様に、好きなときに好きなだけドーパミン出しまくるのは実に良くない。視聴者に訴えかける物が非常に多い作品で、色々と知恵が問われる感じがよい。

 

ひとつ上げれば、テリー・ギリアム的グロテスクさ(終盤の妄想TVショー)がチープでやかましく、わざとらしいのは良いのだが、なんだかフィットしていないようであんまり好きじゃない表現だった。あとはまあ、誰も死ななかったし、まあよかったのではないでしょうか(適当)生きてればなんとかなる(多分そういうことでは)

 

 

いうほど落ち込まないので、純粋に珍しい映像表現を持つ映画として見たほうが良いと思いました。

作りこみが半端ないです。

 

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