K.T.C.C

映画とか洋ゲーの冒険記です。大体端書。

春公開の洋画3行感想まとめ:『バードマン』『ジュピター』『アメリカンスナイパー』『セッション』

様如何お過ごしでしょうか。久しぶりの更新となりますが、季節はすっかり盛春を過ぎ桜の舞い散る時期となりました。

 

アカデミー賞も発表され色々と話題な映画も増える時期となりましたが、ここでひとまず最近見た映画の中でも特にオススメの4本を3行(センテンス)で紹介したいと思います。洋画信望者らしく全てハリウッド映画ですのでご安心を。(あらすじは全てシネマトゥデイ)

 

 

 

 

 

① バードマン(日本4/10日公開)


映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編 - YouTube

あらすじ

かつてヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡(ふうび)した俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台「愛について語るときに我々の語ること」に再起を懸けていた。しかし、降板した俳優の代役としてやって来たマイク・シャイナー(エドワード・ノートン)の才能がリーガンを追い込む。さらに娘サム(エマ・ストーン)との不仲に苦しみ、リーガンは舞台の役柄に自分自身を投影し始め……。

 

 

3行感想全編ほぼワンカットなのでは、と思わせる撮影技法が凄すぎて感心してしまう。継ぎ目が殆どわからない程非常に滑らかに動く画面は、今までにない映像でただただ見とれてしまう。それに加えあまりにも可愛さがツボ過ぎるエマ・ストーン始めレズビアンや演劇キチガイなど非常に個性的なキャラクターが強くて魅力的。

 

 

②ジュピター


映画『ジュピター』予告編 - YouTube

あらすじ

遺伝子操作された元兵士のケイン(チャニング・テイタム)は、ある女性を守るという任務のために宇宙から地球に派遣される。シカゴで清掃員として働くジュピター(ミラ・クニス)は、殺伐とした大都会での暮らしに嫌気が差していた。だが、実は彼女こそが、地球のみならず宇宙を変化させる可能性のある遺伝子を備えた唯一の人物だった。

 

 

3行感想:とにかく映像が半端無いので、SF慣れしてても手に汗握る超絶アクションがたまらない。宇宙船デザインなどSF面もアメリカンテイストながら超ドカ盛りなので超満腹できる。また妙にツボるSF小ネタが随所に散りばめられているのでBD購入コマ送り復習は不可避か。

 

 

③アメリカンスナイパー


映画『アメリカン・スナイパー』予告編 - YouTube

 

あらすじ

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

 

3行感想:イーストウッド先生の究極に安定感のある映像なので安心して見れる。ストーリーやアクションやグロはまあ想定の範囲内ながらも、アメリカ人にとってのザ・アメリカン像をクリス・カイルを通じて脳に焼き付ける技はもはや匠の技。逆に衝撃だったラストは「MERICA」の存在を強調している、いわば問題提起なのだろうか。

 

 

④セッション


映画『セッション』予告編 - YouTube

あらすじ

名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。

 

3行感想:洒落乙アメリカンサブカル甘酸っぱ青春スポ根(部活)映画かと思ったらただのキチガイサイコバトル映画でした。自分音楽やってなくて良かったー、と思えるほど先生怖い。サイコ先生もさることながら主人公のマッドキレ具合が半端なく、なんだかよくわからないけどラストは極限のカタルシスを脳に与えてくれる良作(マジ)。

 

 

 

とまあ3行()で書くとこんな感じです。他にもいくつ見ましたが個人的にこれらの作品が特に面白ろかったと感じました。

 

特にジュピターはストーリーなくないか?と思う人多いと思うのですが、結構設定が渋いと思うので色々分かり次第、細かい感想を書いていきたいと思います。正直続編にかなり期待しています。